今日の心電図

〜あと309日〜

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第7回心電図検定まであと309日!

 

一日、一心電図

 

あと309日ということは、

約10ヶ月。

 

具体的に目標を持って進まないと

あっという間に

その日が来てしましそうです。。。

 

やっぱり

調律診断(りずむ)に強くならないと

心電図マイスターへ到達は

難しいでしょうね。。。

 

そのためには、

 SVTとVTの識別

 WPW症候群

 期外収縮

 虚血性心疾患とその周囲の疾患の鑑別

などなど。。。

 

あぁ、やっぱり10ヶ月では足りない涙

 

マイスターチャレンジは

第8回にもちこし

かな?笑

 

なんちゃって。。。がんばろう!

 

復習もいきましょう

→ 今日の心電図〜あと313日〜

 

今日の心電図

では、

今日の心電図です。

 

60歳代、女性。

近日、婦人科で手術予定。

術前の新機能評価目的に循環器科受診。

現在、自覚症状なし。既往症なし。

 

心電図診断をお願いします。

アクションも思い浮かべてください。

心電図診断は

 「右房拡大」

 「四肢誘導低電位」

 「ST-T変化」

を認めます。

 

解説

★王道の判読★

 基本調律:正常洞調律、心拍数70bpm前後

 P波:右房拡大

 PR間隔:延長・短縮なし

 軸:正軸

 移行帯:V3-4

 低電位:四肢誘導低電位あり

 高電位:左室高電位なし、右室高電位なし

 ST部:ST低下@ⅢaVFⅡ/V5-6

 T波:増高、陰転化なし、T波後半部にノッチ@V3-4

 QT間隔:延長・短縮なし

 

右房負荷所見

本日は

 「右房負荷」

にフォーカスを当てようと思います。

 

波形診断

右房負荷所見は、

 波形診断=かたちによる判読

です。

 

波形診断は、あくまでも確定診断にはなりえず、

臨床診断へたどり着くための

一つの所見でしかありません。

 

したがって、心電図所見にあまりこだわりすぎず、

「右房負荷っぽいな〜」と

感じる事が大事です。

 

そしてもう一つ大切なことは、

 このあとどうするかということ。

 

心電図所見と他の検査を組み合わせて、

診断にたどり着かなくてはなりません。

 

 次にする検査は?

 

を考えることが重要です。

 

右房負荷所見とは

 

のようになります。

 

このとき着目するのは、

 

 Ⅱ、V1誘導

 

です。

 

詳細な電気生理に関しては、

成書を参照いただくということで、

まずはその「かたち」を押さえてください。

 

 

Ⅱ誘導でも、V1誘導でも

P波をなすはじめの陽性波が

 

 高くなる

 

ということです。

 

一応、定義上は

 

 Ⅱ誘導で

 電位(タテ) 2.5mm以上

 

となっています。

 

しかし、細かい定義よりも

 

 「つんつんしていて触ると痛そうなほど

  縦に高くなっているな」

 

と感じることが重要だと自分は考えています。

 

そしてこの心電図上の右房拡大に気づいたら、

 

 次にどの検査を追加するか

 

が重要と考えます。

 

本症例も

術前検査での受診ということもあり、

全くの無症状の患者さんでした。

 

右心系や肺動脈に注目して心エコーを行い、

 一次性三尖弁閉鎖不全症(三尖弁逸脱)

を認めました。

 

無症状であり、

経過をみて薬物療法を導入することとなりました。

 

小さなP波の変化ですが、

見逃すことなく気づいてあげたいですね!

 

Take Home Message

 ・右房拡大を見逃すな

 ・Ⅱ/V1で背の高いP波

 ・肺疾患や右心系疾患を徹底的に精査する

 

参考にしました

↓↓↓

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