「タテ」と「ヨコ」

「ヨコ」編

〜basic005〜

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繰り返しになりますが、
マス」と「目盛」を分解すると、
タテ」と「ヨコ」に分けられます。

 

reviewはこちら → マスと目盛〜basic〜

 

前回、「タテとヨコ」の「タテ」について学習しました。

 

タテ」は電位でしたね!

 

reviewはこちら → 「タテ」と「ヨコ」「タテ」編〜basic〜

 

 

今回は「ヨコ」です。

 

今回は「ヨコ」にフォーカスします!

 

 

「ヨコ」は時間

 

ヨコ」は「時間」を示しています。

 

 

 

心臓は常に動いている臓器。

 

 

つまり心電図が作り出す電気信号も
刻一刻と変化するのです。

 

 

だからこそ時間とともに波形の変化を見ていく必要があります。

 

 

単位は「m秒」

 

よって、単位は 「m秒」です。

 

 

ちょっとまてよ!
「秒」はわかるけど、前に「m」がついとるぞ?!

 

 

「m」は「1/1000」ですので、

 

 

1秒=1000m秒

 

 

です。

 

 

マスや目盛をこの「m秒」と関連付けるための指標が必要です。

 

紙送り速度

 

それが「紙送り速度」です。

 

 

「較正波」よりもさらに脇役です。

 

 

心電図に必ず記載されているますが、
多くの方が見逃していると思います。

 

 

この「紙送り速度」からマスや目盛との関係性が見えてきます。

 

 

「紙送り速度」は25mm/秒

 

通常の「紙送り速度」は25mm/秒です

 

 

したがって、下記のような関係性となります。

 

 

つまり

1マス=200m秒

 

 

そして

1目盛=40m秒

 

 

このように定義されることで、心電図の各波の「ヨコ」の基準を定義し、
心電図記録用紙上で評価ができるようになります。

 

そして、基準から外れると、下記のような言葉遣いをします。

 

 

波によって表現の仕方が変わるので、注意です。

 

でも、ヨコの評価、つまり時間の評価をしているに過ぎません。

 

1目盛=40m秒 1マス=200m秒

 

以上は、マストで暗記してください!

 

 

まとめ

 ・「ヨコ」の評価をする際は、「紙送り速度」で基準づくり
 ・「m秒」という見慣れない単位が出てくるが、1/1000秒なだけ
 ・1目盛=40m秒、1マス=200m秒
 ・ヨコの異常の言葉遣いをマスターする

 

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