心電図がもっとしっかり読めるようになりたい?
結論!
絶対量を増やすべし!!
心電図がある程度読めるようになって気づくこと。
それは読めなかった頃の自分は
「絶対量としての心電図を読む量がいかに少なかったか」
ということです。
「読めるようになりたいなあ」って方は、
まず1枚でいいので、読む習慣をつけましょう。
願望のみでは、読めるようにはなりません。
「なかなか読めるようにならない」って方は、
読んでる枚数が足りません。
日に1枚なら、2枚にしましょう。
日に2枚なら、3枚にしましょう。
日に3枚なら、4枚にしましょう。
そしてその枚数の心電図判読を休まず1ヶ月続けましょう。
そうすると、必ず判読力がアップします。
現状で停滞しているのであれば、
ワンランク上で頑張るしかないのです!
なんか当たり前のことを言われている気がする?
そうです。当たり前のことをするしかないのです。
「かたち」から始める!
でも、心電図判読の先輩として一つアドバイスさせてください。
それは、
まずは「かたち」に関する症例から取り掛かってください。
ということです。
以前の記事でもお話ししましたが、
心電図判読は二つに大別できます。
「かたち」と「りずむ」です。
この2つは同列ではありません。
圧倒的に「かたち」の判読がマスターしやすいです。
「りずむ」の判読をマスターする時間と労力は、
「かたち」のそれと比較すると、2-3倍かかります。
ちなみに
「りずむ」の心電図とは、不整脈に関する心電図が多いですね。
「かたち」の心電図とは、それ以外です。
ST上昇とか、QT延長とか、「かたち」を見るだけで判読が終了してしまう心電図です。
やはり達成感を早く感じたいですよね。
努力が形になれば、次の課題にも前向きに取り組めるはずです。
まとめ
具体的なアクションは
・+1枚を毎日、1ヶ月間継続
・「かたち」に関する心電図を優先
です!
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